ドイツFKK体験記17 ドイツで電車のチケットを買うのは超大変 2018年10月フランクフルト

Pocket

私は無事にフランクフルト空港のターミナル1に到着しました。ここからSバーンに乗ってフランクフルト中央駅へ向かう必要があります。ホテルはフランクフルト中央駅至近に予約してありました。早速券売機売り場に向かうと・・・うお。超、人がいっぱいいる!そこはまるで鉄火場のような様相になっていました。

昔のように行き当たりばったりで旅行していた若かりし頃と違い、おじさんになった今は事前にありとあらゆる情報を収集してから旅行をしています。それこそドイツでの公共交通機関の乗り方に関しても各種ネット情報を仕入れて来ていました。ネットでざっと調べただけですが、そこには・・・

ドイツは交通網が発展しているから移動が楽チン

ドイツは公共交通機関で移動するのは簡単で便利

指示通りに従えば誰でも簡単にチケットが買える

的なことが羅列してありました。そうか。それなら安心だ。そう思い、ざっと見ただけで特に深く考えずフランクフルトに到着したのですが、なんなんだこの状況は?券売機は10台以上ありますが、そこにそれぞれ大行列ができており数百人がチケットを買うべく並び、騒いでいます。

ちなみにドイツには改札がありません。つまりやろうと思えば電車のチケットを買わずに無賃乗車し放題なのですが、そのかわりに定期的にチケットの見回りが来ます。その際、チケットを持っていないと多額の罰金支払いが必要となります。ちなみに私もフランクフルト滞在中3回ほど見回りと遭遇しました。結構な頻度で見回りに来るイメージなので、ドイツ旅行の際はチケットを買うことをおすすめします。

さて、フランクフルト空港ターミナル1の券売機周辺。ここでチケットを買うべく並んでいる群衆ですが、おそらくほとんどが観光客です。というのも地元の人は(おそらくですが)、定期やら、月、年単位でチケットを持っているようで券売機など見向きもせずにそのままプラットホームまで降りていきます。

そのため券売機前で、右往左往し、混乱し、騒いでいるのは、買い方がわからない観光客のみということです。その状況はもはやパニック状態寸前のようでした。え?簡単に買えるんじゃなかったの?そう思いながら私も恐る恐る大行列に並ぶことにしました。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。