ドイツFKK体験記21 フランクフルト中央駅行きと思われるチケットを無事ゲットする 2018年10月フランクフルト

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私は途方に暮れてしまいました。というのもフランクフルト空港からフランクフルト中央駅まで行きたいものの、券売機でお札が使えずチケットを買うことができません。仕方がないので両替できそうなところを探しますが見当たりません。すると券売機ではなく窓口でチケットを売っているブースを発見しました。しかし、そこは券売機よりもひどい行列ができていました。

・・・このままフランクフルト空港から出られないんじゃなかろうか・・・そう諦めそうになりますが、悲観していても仕方がありません。すると窓口の前にも数台の券売機がありそこにも観光客とおぼしき集団が群がっているのが見えました。しかし、さきほどの券売機とは色も形も違います。

よーく見てみるとお札を入れているような気がする。もしや、と思い再び気持ちを奮い立たせチケット購入をチャレンジしてみることにしました。相変わらず並んでいる全員がチケットの買い方が分からないようで右往左往していますが、なんとか列が進み私の番になりました。

そこで表示の通り進み、行き先をフランクフルト中央駅、チケットの種類を片道、使用日は本日、その他の表示はわけがわからないので適当に押していくと表示された料金は・・・4.9ユーロでした。そうだ。確かネットで調べたときも4ユーロ台だった気がする。でも・・・そもそもこのチケットで合っているのか?肝心の、このチケットが正しいチケットなのかどうかが分かりません。

日本のように改札があり、そこに駅員がいれば聞けるのですが、既述のようにドイツには改札がなく、駅員のいる窓口も長蛇の列のためわざわざ聞きに行くのも馬鹿げています。仕方がないので近くにいる私と同じく観光客とおぼしき人達にたずねて回ってみますが、皆口を揃えて、私にも分からない、といいます。そして、逆に私も聞きたい、○○行きのチケットはどう買うんだ?そうまるで無理問答のようなことが続きます。

結局誰に聞いてもわからないので、もう面倒くさくなりそのままそのチケットでフランクフルト中央駅を目指すことにしました。それで駅員チェックがあって、違うチケットだと怒られたらタクシーに乗ったと思い素直に罰金を支払おうと思いました。もうとにかく面倒くさい。

ホームに降り、電車を待っているときに一応、観光客ではなく地元の人と思われる(大荷物を持っていない)人にチケットを見せ、このチケットはフランクフルト中央駅行きのもので間違いないかと尋ねると、こいつ何言ってんだ?みたいな顔をされつつ、そうだ大丈夫だ、と言ってもらえました。

結果、未だに正解は分かりませんが、おそらくあのチケットが空港から中央駅まで行くチケットで間違いないのだと思います。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。