タイに住み始めてゴキブリに寛容になったけどネズミはダメ

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タイのパタヤに住み始めて2年目。こちらでの生活にも大分慣れてきました。逆にタイの生活に慣れてきたことで私自身の性格や習慣も、日本で暮らしていた時と比べて良くも悪くも変わってきました。それを進化と見るべきか退化と見るべきかは分かりませんが。

その中の一つにゴキブリに対する反応があります。日本では何故かゴキブリは親の仇くらい毛嫌いされています。そういう私も日本にいた頃は部屋でゴキブリを見つけようものならパニックに陥り、部屋中を探し回り完全に仕留めたことを確認しないと寝れませんでした。

そんな日本では飲食店でゴキブリを見ることはほぼありません。食堂やレストランでゴキブリを見ようものなら嫌な気分になり、一気に食欲がなくなることと思いますが、しかしタイでは屋台や食堂に、普通にゴキブリがいます。それも見ない日がないくらい。

なのでタイでの生活が長くなるとゴキブリに驚かなくなり、そして何も感じなくなっていきます。それでもさすがに部屋にでるとパニックになりますが、そういえば部屋でゴキブリを見たことはありません。

パタヤに住み始めて2年と過去チェンマイに住んでいた2年の計約4年、その間に部屋にゴキブリが出たことは一度もありません。これはタイのアパートやコンドミニアムでは定期的に害虫駆除剤の散布や、ペストコントロールをしていることも影響していると思います。また部屋よりもより食料が溢れている、ゴキブリにとってより住みやすい、食堂やレストランがいくらでもあるからなのではないかとも思います。

決定的に、ああ自分は変わってしまったのだな、と感じたのは、先日友人とオープンレストランで夕飯を食べている時のこと。良い気分でビールを飲んでいるとテーブルにゴキブリが登ってきました。友人は気づいていないようでしたので、まあいいか、と思い何の躊躇もなく普通に指でゴキブリを弾いて飛ばした時、ああ人間は慣れる動物なんだなと思いました。

そんなゴキブリに対する耐性がある程度できた私ですが、さすがにネズミを見ると未だにびっくりします。日本では都心部にいるとなかなかネズミを見る機会はないと思います。そういう私も38年生きてきて日本でネズミは見たことがありませんでした。しかしここタイではネズミは普通に見かけます。

特にごみの集積所には大量にいたりするのでビックリします。一度夜中にゴミが集まっている近くを歩いていた時、山積みになったゴミ袋から、大量のネズミが飛び出してきて近くの排水口に逃げ込んだのを見た時には思わず、うおぉぉっ!!!と声を出してしまいました。それはまるで昔みた映画「ウイラード」の一シーンのようでした。

それ以来ゴミが山積みになっているところは迂回して歩くようになりました。ゴキブリならともかくさすがにネズミは・・・また嚙まれたりしたら大変だと。ちなみにこれはタイの地方とかでなく、首都バンコクの都心部でのことです。

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