ジャパンエキスポ・タイランド2019へ行って来ました

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2019年1月25日(金)26日(土)27日(日)と3日間、バンコクでジャパンエキスポが開催されました。これは、アジア最大級ともいえるオールジャパンイベントです。会場となったのはセントラルワールド内とその敷地内。BTS チットロム駅からスカイウォークで直結で入れます。

私が訪れたのは26日と27日の二日間。当日、セントラルワールドとその周辺は大盛況でものすごい人だかりでした。まずは屋外ステージ。ステージはAとBの2つに別れ、その真中に出店ブース、そして日本食の出店が並ぶ飲食ブースがありました。ずっと何かしらのライブで爆音を流しながらやっているので迷うことはありませんでした。

その人の多さはまっすぐ歩けないほどでした。また、屋内ステージのあるセントラル内もまさに日本一色。そして、それ目当てのお客さんで満員御礼状態でした。その光景は先日訪れた韓国モールSHOW DCとは雲泥の差笑がありました。正直嘘と捏造を重ねる韓流が可哀想になりました笑。

さて、そんなジャパンエキスポ屋外・屋内会場ですが、見学に来たお客だけでなく、出演するらしいアイドルが闊歩している姿がちらほら見かけられました。そして、その後をファンらしき人らが行列を作って練り歩く。それは、まるで大名行列のようでした。

また各種ステージの近辺では、ライブが終わったアイドルやアーティストの握手会や物販が行われており、それに群がるファンのため通行止めのようになっており、交通整理が行われていたほどでした。純粋に買い物にきたお客からすれば迷惑以外の何物でもないでしょう。

そんな騒然とした状況でしたが、特に異様な光景を呈していたのは、何と言っても大勢のコスプレ集団でした。もはや、ジャパンエキスポ=コスプレ大会、と化しているのか、そこここに色々な、そして奇抜な扮装をした子がおり、そしてそれらを激写するカメラ小僧やおじさんが湧いていました。

日本の着物や浴衣、アニメのキャラやゲームのキャラとかであればまだ分かります。しかし、日本の普通の女子高生、警察官、自衛隊の格好をしている人もいます。さらに着ぐるみや巨大な武器?大きな鎌、大きな斧、ハンマーみたいなもの持っている、なんて子もいます。

また、なぜか軍人の格好をしてライフルを持っている子も多く見受けられました。いやいや、その格好でよく警備の厳しい、タイのショッピングモール、セントラルワールドに入れたな、と・・・いや、あれ絶対にきちんと確認していないに違いない。

おそらく、そんな奇抜な格好している奴ばっかりで、警備スタッフもうんざりした顔をして、死んだような顔で金属探知機の横で佇んでいるだけでした。あれがアメリカやヨーロッパだったらつまみ出されていると思います。まあ、タイがまだ平和だということだと思います。

そんなジャパンエキスポですが、意外と知名度のある?アイドルやアーティストも数多く参加しているようでした。一部、私が知っている、見聞きしたことのあるだけでも、

ロンブー淳のビジュアル系バンドjealkb?

MISONO

青木隆治

AKB48

道重さゆみ

などが参加していました。日程の都合上、私は26日と27日の午後からしか見に行けなかったため、ロンブー淳とMISONOは見れませんでした。しかし、AKB48、青木隆治、道重さゆみ、のステージはフルで見ることができました。またその他、有名無名なアイドルやパフォーマンスもじっくり堪能してきました。

27日。屋外会場を歩き回り、疲れ果ててたどり着いたところで、たまたま青木隆治のライブがスタートしました。青木隆治。そう。あの美空ひばりのモノマネで有名なモノマネタレントです。日本の歌手のモノマネなんてタイ人の前で披露してもウケるのかな?と他人事ですが心配になりました。

しかし、お客さんもかなり入っているようでした。一部日本人のお客さんもいるようでしたが、ほとんどはタイ人のお客さんだと思います。歌の最中にコールアンドレスポンスを要求して、声援が返ってきていたので、それなりに認知されているのかな?

初めて青木隆治、というかモノマネタレントを見ましたが、まず、シンプルに歌が上手い。当たり前の話かもしれませんが、そのせいもあってか人がどんどん集まってきます。何事かと。何者かと。そして、浜崎あゆみ、のモノマネ。流石に浜崎あゆみは認知度があるのか、一番声援や驚きの声が上がっていました。

また、ジャパンエキスポだけあって、ドラゴンボールの主題歌も大いにウケていました。最後には、美空ひばりの愛燦燦、を歌っていましたが、やはりこれが一番似ていると思いました。後、青木隆治のオリジナルソング、願いの歌?を初めて聞きました。

青木隆治のライブを堪能した後に、私が向かったのは、屋外ステージで行われる予定の、道重さゆみ、のライブでした。おそらく今回のジャパンエキスポでAKB48と道重さゆみがメインだったと思います。ライブ時間まではまだ30分ほど時間がありましたが、早めに行って場所を確保するつもりでした。

というのもこの前日の26日。AKB48のライブがやっているというのでステージに向かってみると、行った時間がギリギリだったため、まったくステージに近づくことができませんでした。正直AKB48の人気を舐めていました。人だかりでAKBが点のようにか見えなかったのでアホらしくなり途中離脱しました。

その反省があったため最終日の道重さゆみのライブは、開始時刻15分前にはステージに到着し、前から3列目くらいの位置をキープすることに成功しました。最前列にはピンクの“道重命”などと書かれた法被を着たファンが鎮座して、既にピンクのサイリウムを振り回していました。

・・・端から見たら、私も彼ら同様キモいおじさんのファンだと思われるのかな?そう思うと逃げ出しそうになりましたが、そこはグッとこらえて耐えることにしました。ライブ開始直前、日タイ各種アイドルが(後学のために?)見学にステージ横に来るのが見えました。というか私がいたちょうど目の前でした。

また、同じくライブ直前に現在BNK48で活躍している日本人メンバー伊豆田莉奈ともうひとりの日本人メンバー大久保美織?が観客席前方にまで見学にやってきました。突然のBNK48メンバーの登場に、これはこれで会場が大盛り上がりとなりました。かく言う私も思わず写真を撮りまくりました。

そして道重さゆみが登場。大盛り上がりの中ライブがスタートしました。正直、道重さゆみが歌っていた歌は何一つ分かりませんでしたが、会場を盛り上げるパフォーマンスやその仕草から、人気があるのは分かるような気がしました。ライブの最後に何やらタイ人とのコラボがあったのですが、そのタイ人の女の子が泣きだす、なんてこともありました。

また、今回の人生で初めてアイドルのライブとアイドルを応援するファン、アイドルオタク、を見ました。そこで見た光景は、まさに日本のテレビや、それこそ漫画やドラマ・映画で見たアイドルオタクと全く同じ姿が目の前に広がっていました。あれ、誇張じゃなくて本当にああなんだ。そして、アイドルオタクは国境や文化や言語を越えて、同じ姿になるのか・・・

ああいう人がアイドルオタクになるのか?

それともアイドルオタクになるとああいう人になるのか?

卵が先か鶏が先か・・・

また、明らかに10代と思われる若者と絶対私よりも年上だと思われるおじさんが、一緒になって大声を張り上げて盛り上がっている姿が見受けられました。ここだけの話ですが、私は基本無趣味で、無理やり筋トレを趣味にしようと思うくらいなのですが、あそこまで熱中できることがあることが、ほんの少し、ほんの少しですが羨ましく感じました。

最後に、ジャパンエキスポに来ているお客さん・・・びっくりするくらい可愛い子が多い!メイクのせいか?それともコスプレをしているからか?いや、何の扮装もしていない普通のお客さんにも可愛い子が多いように思いました。まあ、ジャパンエキスポに来ているからと行って、別に日本好きと決めつけるわけでもないのですが、それにしてもこれだけ巷には可愛い子が溢れているというのになぜ私は独り身なのかとちょっと落ち込みながら帰路につきました。