ドイツFKK体験記27 ドイツマルクを両替をするためにドイツ連邦銀行へ向かう 2018年10月フランクフルト

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フランクフルト2日目。この日私は朝7時には起きていました。と言うのも今回のドイツ旅行には、FKKとは別に、もう一つの(小さい)目的がありました。それは、手持ちのドイツマルクをユーロに交換すること、でした。それは今から約20年前のヨーロッパ旅行にまで遡ります。記事参照。

その頃はまだユーロが統合される前でした。当たり前の話ですが、各国がそれぞれの通貨を持っていました。国が変わるごとにその国の通貨に両替する必要があったのですが、その中でもドイツマルクが一番の汎用性を持っていました。必然的に多くのドイツマルクを両替していたのですが、その残りが未だに両替されずに手元にありました。

まあ、金額にして100ドイツマルクと大したことない金額だったのですが、抜けないトゲのようにずっと気になってはいました。そして今回ドイツ旅行を計画した時に真っ先に思ったのは、そうだ!あの心残りとなっているドイツマルクを両替しよう!でした。そのためわざわざ日本からタイに持って帰って部屋に置いてありました。

そんなドイツマルクの両替ですが、ドイツ連邦銀行(Deutsche Bundesbank)でユーロに交換することが可能です。ただし、戦前に発行されたような、あまりに古い通貨は交換できないようです。ドイツ連邦銀行は、ドイツ国内に支店が35ヶ所あります。そこに紙幣や硬貨を持って行けば、1 EUR=1.95583 DMユーロの交換レートでユーロに交換してもらえます。参考URLはこちら1、2

ちなみにフランクフルトには上記の位置にあります。都合の良いことにフランクフルト中央駅のすぐ近く。現在泊まっているホテルからも全然徒歩圏内です。しかし、このドイツ連邦銀行ですが、営業時間が月―金の平日のみ、かつ時間も8時15分から13時までとというふざけた営業形態。

というわけで午前中、しかも朝一に行ったほうあ無難だろうということで、8時15分に銀行に到着するようなスケジュールで起床していたのでした。場所を再度確認しつつ、昨日の残りのサンドイッチを食べ、歯を磨きつつトイレを済ませ、ヒゲを剃りがてらシャワーを浴び終えると時間は8時。

ドイツ連邦銀行はフランクフルト中央駅から約800mほどの距離。特に迷うような場所にあるわけではなさそうなので、普通に歩けば10分ほどで到着すると思います。まあ、初めて歩く道ということを考慮すれば、ちょうど良い時間に到着するのではないかと思い、8時ちょうどくらいに宿を出発しました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。