ドイツFKK体験記28 ドイツ連邦銀行にてあっさりとドイツマルクからユーロへと交換が終わる 2018年10月フランクフルト

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フランクフルト2日目朝8時。懐かしのヨーロッパの記憶でもあるドイツマルクを両替するべく、朝の散歩も兼ねてドイツ連邦銀行まで向かうことにしました。宿を出発して100mほどでフランクフルト中央駅へ到着。そこから道路を横断してタウヌス通りに入ります。しかし・・・この通りがまた汚い。

タウヌス通りはいわゆる風俗通りなのですが、ストリップやアダルトショップ、ちょんの間みたいな店もあるようです。ちなみにここら一体はフランクフルトの危険?治安の悪いエリアらしく、夜には地元の人も立ち寄らないとのことです。しかし、とにかく汚い。道にはゴミやビール瓶、吐瀉物が散乱しています。

朝の8時にもかかわらず、通りには飲んだくれがくだを巻いています。こんな朝っぱらから酒?いや、夜通し飲んでいたということか?さらに浮浪者やホームレス、明らかに異常な様相をしたジャンキーなど・・・まともな人はほとんどいませんでした。

一本二本通りが違えば、そこは綺麗なビジネス街、ショッピングストリートがあります。しかし、その裏側にはドイツ、フランクフルトの暗部が存在しています。このあからさまな貧富の差は一体なんなんだ。最近ではタイでもこんな高低差は見ないぞ。まるで20年前、初めて行った中国上海を思い出します。高層ビルの隣にあるスラム。その光景にそっくりです。

そんなすえた臭いのする世紀末みたいな通り、タウヌス通りをフランクフルト中央駅を背中にして500mほどガンガン進みます。するとタウヌスアンラーゲという通りにぶつかるのでそこを左に曲がり120mほど行ったところにドイツ連邦銀行はあります。ドイツ連邦銀行、という仰々しい名前なのでさぞ荘厳で立派な建物に違いない。

そう思っていたのですが、目の前にあるのはこじんまりとした建物。ここ・・・だよな??地図的にはここで間違いありません。表記もドイツ連邦銀行と書いてあります(当然ドイツ語ですが)。そういえば守衛のおっさんみたいな人もいません。仕方がないので目の前にある門みたいなものをくぐると中には中庭みたいなものがありました。そしてその奥にお目当てのドイツ連邦銀行らしきものがありました。

恐る恐る目の前にある回転ドアをくぐるとゆるいスロープがあり中に続いていました。さて、どうすればいいのか?右手にインフォメーションみたいな窓口があります。もう面倒くさいのでドイツマルクをヒラヒラさせながら、これユーロに両替したいんだけど?そう尋ねると、あっちの窓口に行け、と指示されました。

はいはい、と左手にある窓口に向かうと私以外客はゼロ。ということで特に並ぶことなく窓口にドイツマルクを渡すとほんの数分で約50ユーロが手渡されました。こうして私の長年の思いとは裏腹に実にあっけなくドイツマルクからユーロへの両替が終わりました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。