ドイツFKK体験記30 新しいホテルのチェックイン時間までフランクフルト中央駅で時間をつぶす 2018年10月フランクフルト

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マルクト広場を足早に立ち去り、次はゲーテハウスへ向かうことにしました。しかし、このゲーテハウス。ただの細い道にあるただのタウンハウス。しかも工事中で閉鎖中・・・さて、帰るか。しかし、まだ時間はあります。仕方がないので、そこからマイン川へ行ってみることにしました。

都合よく川岸にベンチがあったのでそこに座ることにしました。少し離れたベンチには地元のおじいちゃんと思われる老人が朝の散歩の途中なのか同じようにベンチに座っていました・・・時刻は9時過ぎ。俺は一体こんなところで何をしているんだ?とも思いましたが、特にすることもなくなったのでそこで10時くらいまでボーッとして宿に戻りました。

部屋に戻り、軽く朝食を食べ、シャワーを浴び、チェックアウトに備えました。独居房のような部屋でしたが、昨日私を宿無し子の状態から救ってくれたありがたい宿でもあります。そして、チェックアウト時間である12時ギリギリに宿をチェックアウト。フロントのおじちゃんに爽やかにDANKE(ありがとう)といい外に出ました。

新しい宿のチェックイン時間は14時。あと2時間どこかで時間を潰さなくてはいけません。かつ大きくないとはいえ荷物を持っています。この荷物を持ったまま移動するのはしんどい。というかフランクフルトには昨日来たばかりで行くあてもありません・・・ということでフランクフルト中央駅に行くことにしました。

駅のベンチでチェックイン時間まで時間を潰そう。幸いにも暇つぶしグッズは持ってきています。小説にタブレット。そして漫画300冊分くらいのデータ。これだけあれば余裕で時間は潰せます。そして昨日購入した変換プラグのおかげでタブレットの充電もバッチリです。また、昨日買った、パン、ハム、サラミ、チーズで作ったサンドイッチが手元にはありました。

そしてバナナとりんご。まるでバックパッカーのようではないか。40歳にもなって、もっと年相応?におしゃれなカフェにでも行って時間を潰せばいいのでしょうが、やはり根っこの部分は中々変われません。まあ、誰かパートナーがいるわけでもない、お気軽な一人旅。久しぶりにこんなのもいいなー、なんて思いながらベンチでサンドイッチをかじりながら漫画を読んで2時間ほど時間を過ごしました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。