タイの引っ越し行きはよいよい帰りは怖い

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タイでは、日本に帰国する、または引っ越しをする。そんな部屋の退去時にトラブルになることがよくあります。入居する時はスムーズなのですが、退去する時はスムーズにはいきません。その中でも経験上一番トラブルになりそうなものは以下になります。

保証金の返却

入居した時に支払いをした保証金(デポジット)の受け取りは注意が必要です。てっきり退去日にデポジットが帰ってくるものだと思っていたら、退去日になって、帰ってくるのは来月です、なんてトラブルが多いです。

タイではデポジットは通常は退去日から2か月後に払い戻されます。つまり3/31に退去したら5月末や6月頭に返却されたりします。これは電気代や水道代、部屋の原状回復費用などの計算が影響してきます。そんなバカな、と叫んでも契約書にはしっかり書かれています、タイ語で

本来は入居時にしっかりと返却日を確認するべきなのですが、入居のドタバタと日本と変わらないだろうとの思い込み、言葉が分からない、など初めはそこまで気が回らない人がほとんどです。そして仕方なく泣き寝入りしたなんて話もよくあります。どうしても退去時に受け取りたいのであれば、その旨を事前に確認して通知しておく必要があります。

そしてもう一つのはまるポイントとして特にコンドミニアムの場合。

コンドミニアムは一部屋一部屋オーナーが違うので、オーナーが電話に出ない人、連絡が取りづらい人(タイでは非常によくある)だったりすると、デポジットの精算ができない、なんてこともざらにあります。休暇で長期間海外に行っているなんてこともあるので、その間は全くデポジットの精算なんてできません。わざとやってんじゃないか?と思うこともありますが、しっかりした日本人と違い、大らかなタイ人は天然でやっているようです。

なので心配な人、日本に帰国する人は早めにコンドミニアムスタッフに、退去する旨を伝えてデポジット返却の確認を念入りにする必要があります。

借りていたものの返却

退去時にはアパートやコンドミニアムから借りていたものはすべて返却します。入居時に付随していた家具家電、備品やカードキーなど。おそらくカードキーは100Bほどの保証金を支払っていることになるので、この100Bも返してもらいます。

家具や家電などは入居時に受け取った契約書に付随している、チェックリストを基にするので入居時にしっかりとチェックが必要になります。意外に忘れがちなのは駐車ステッカーです。ドライバーさんがなくすことが多い。タイ人はマイペンライであっけらかんとしてますが、雇用主である借主が責任を負うことになるのでしっかり確認しましょう。

原状回復と弁償

自身が住んでいる間は家具家電をどこに配置して使おうが構いませんが、退去する時はできるだけ入居時に近い状態に戻す必要があります。そして原状回復できるもの自分で直せるものはできるだけ直しましょう。

タイの物価は高く損失金として請求される金額は日本と変わりません。下手すると損失金でデポジットが吹っ飛ぶこともあります。破損や故障などはしっかりと確認し、自分に責任があるものは認め、負担し、そうではないものはしっかりと説明し交渉しましょう。そういう意味でも普段からオーナーとは良い関係を築く必要があります。

ホテル住まいや会社などがすべて家賃を払っている、というのならば良いですが、個人で家賃を支払っている、デポジットを払っている、となると大変です。ただ単にその部屋に飽きたから引っ越す、という理由なのであれば良いのですが、日本に帰国する、違う町に引っ越す、となると大変な思いをすることになります。わざわざデポジットを取りに戻ってくるのは面倒臭いし手間がかかる。

それじゃあ銀行振り込みにしてくれよ、と言っても断られることが多いです。結局泣き寝入りなんてことにならないように対策をしましょう。また信用できる友人や知人がいれば代わりに受け取ってもらうように事前に手続きをすることも選択肢になります。

ちなみに私はバンコクからパタヤに引っ越す時に友人をオフィスに帯同して、こいつにデポジット返しておいてくれ、と頼みに行きました。後日その友人から私の口座にお金がきちんと振り込まれていました。