ドイツFKK体験記35 FKK SHARK内に潜入 2018年10月フランクフルト

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無事にFKK SHARKに到着することができました。覚悟を決めて店内に入ってみるとそこには・・・金髪の美女が裸で立っていました。おおっ!マジか!いきなり!・・・でも何で?びっくりしていると裸の美女から笑顔でハロー!と声をかけられました・・・FKKすげえ!ちなみに彼女は私を出迎えてくれたのではなく、ただフロントで両替をしていただけのようでした。

そんな金髪美女はフロントで両替が終わると、腰をフリフリ、ウインクをしながら、店内へ消えていきました。思わず追いかけそうになってしまいましたが、まだ受付が終わっていません。ちなみにフロントは入ってすぐ右手にあるのですが、フロントのおばちゃんが私に気づき、すぐに話しかけてきてくれました。

いらっしゃい。ここは初めてですか?

〉は、はい。

英語?それともドイツ語?

〉英語で。

それでは説明させていただきます・・・

~なんたらかんたら、どうたらこうたら~

・・・と、なっています。

正直説明は分かったような、分からないような感じでした。まあ要するに、常識の範囲内で楽しんでくれ、みたいなことを言われたのだと思います。そして入場料?入浴料?として65ユーロを支払いました。これも事前の情報通りでした。そしてロッカーの鍵とバスタオルとバスローブを渡されました。ちなみにFKK SHARKは入場料の中にバスローブが入っていました。

この後わかるのですが、FKKによってはバスローブ代が別料金(FKK MAINHATTANなど)になるので注意が必要です。特にバスローブが必要でなければ腰にバスタオルを巻くだけでも問題ないようです。受付の目の前、反対側にロッカールーム兼シャワールームがあるので、そこで服を全て脱いでシャワーを浴びます。

シャワーは個室になっていないので、当然他の全裸のお客と一緒にシャワーを浴びることになります。日本でスーパー銭湯やスポーツジムのお風呂等で他人と裸の付き合い?をしたことがありますが、自分以外全員外国人というのは初めてです。しかし・・・FKKに向けて、(自分なりに)体を仕上げてきたつもりですが、やはり基礎骨格が違うのか、自分の体が貧相に思えて仕方がありません。

ただ、よく言われるように肌の綺麗さでは、日本人(だけじゃなくてアジア人全般かも?でもおそらく特に日本人)の私のほうがはるかに上です。ていうか欧米人の肌は見るからにガサガサ。まあ、そんなしょうもないことを考えつつ、シャワーを浴びて、これから始まる、はじめての世界、はじめての空間を堪能するために身を清めました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。