ドイツFKK体験記43 FKK SHARKSにて深めの賢者タイムに陥る 2018年10月フランクフルト

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さて、ジャグジーを出たのはいいのですが、私の賢者タイムによるメンタルはまだ完全に回復はしていませんでした。そのため、2階から階下を見渡せるソファーに移動し、怠惰で卑猥で淫らで淫欲にまみれた、それはとても素敵な下界を眺めることにしました。しかし、ふと、ここであるマンガの有名なセリフを思い出してしまいました。

それはHUNTERXHUNTERの最強の敵、キメラアントの王メルエムのセリフ。

「境の右では子供が飢えて死に、左では何もしないクズが全てを持っている。狂気の沙汰だ。」

また国際貧困支援NGO「オックスファム」の報告も思い出してしまいます。

「世界のトップ62人の大富豪が、全人類の下位半分、すなわち36億人と同額の資産を持っている」

・・・つまり(私を含めた)太った醜い老人(私はまだ?40歳だけど、そして富豪でもなんでもないけれど)大人たちがこんな狂宴に興じている間にも、貧しい国の子どもたちが死んでいっているということか・・・・・まあ、いいか。自分に何ができるわけでもない。ダメだな。FKKが異空間過ぎて、賢者タイムがかなり重く深くなっているな・・・

それにしても・・・改めて自分の女性に対するナンパ耐性のなさを恨めしく思います。女性との洒落たトークができません。もちろんこれが普通の状況であれば、ある程度女性とトークを続けることはできます。そこまでコミュ障ではありません。しかし、私の目の前にいるのは裸の女性。しかも金髪の美女たち。

一体何の話をしたらいいのか?全く分かりません。とにかく褒めればいいのか?しかし、FKKは男性同様の女性たちも入場料を払っていると聞きます。そのため彼女たちは、お客をつかめなければ赤字になってしまいます。もちろん入場料が男性と同じかどうかはわかりませんが、とにかく彼女たちはお客を捕まえにきているわけです。

しかし、そんな中、白人のおっさん達は何気ない会話を楽しんでいます。そして女性たちも、内心は分かりませんが、その会話に興じているように見えます。まあ、そもそも言葉が通じるというのもありますが、それにしてもよくトークが続くものだと感心してしまいます。

当の私と言えば、お決まりのトーク(名前、出身、年齢)の後に何の会話をしようと事前にアンチョコを作るくらいなのに・・・ちなみにそんな私が事前に考えたトーク内容とは、FKKにはどんな施設があるの?教えて、案内して、初めて来たからわからない、でした・・・我ながら情けない。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。