ドイツFKK体験記44 FKK SHARKSにて夢か現実か戸惑う 2018年10月フランクフルト

Pocket

これはやはり、金持ちの歴史が違う、遊びの歴史が違う、ということがあるのではないかと思います。欧米、特にヨーロッパは金持ちである歴史が長いです。人類の歴史で言うと、日本なんて(国際的に)金持ちになったのはつい最近のことです。中国やアラブなんてほんの少し前。それに比べれば欧米諸国はずっと昔から金持ちなわけです。

やはりその分、(良くも悪くも)金持ちとしての遊び方が上手なのだなと思います。しかし、これはまあ、アジア、アフリカ、中南米、中東などから搾り取った財を使って、浪費してのことなので、あくまでも、褒めているわけでなんでもなく皮肉もかなりはいって、という意味になります。

・・・うーん、さすが深めの賢者タイム。そんな普段なら全く考えることのない哲学的?歴史的考証的なところまで思考が及んでしまいました。そんな時間を過ごすこと1時間弱。先程のロザナとのプレイから2時間近く経っています。そろそろ心身ともに回復してきました。よし、そろそろ戦線に復帰するか。

満を持して1階まで降りることにしました。時間はおそらく夕方。時計がないので正確な時間は分かりません。しかし、食堂から外に出ることができるため、その日の暮れ具合で大体の時間は分かります。日が暮れてちょうど人が混みだしてきた頃です。タイミング的にはばっちりなのかもしれない。

というわけでカウンターにてジュースをもらい、ひとまず施設内をひと歩きしてみることにしました。まずはカウンター裏にある食堂へと向かっています。ビュッフェを覗いてみると全て取り残された後のようで、料理はフルーツとケーキ以外何も残っていませんでした。そして食堂から外に出ることができます。するとそこには広大な庭が広がっていました。

そして敷き詰められた芝生の庭。その奥には連れ込み部屋がいくつも見えます。プール、バーベキュー場のようなところもあり、そこには夕暮れになった今でも複数の男女がたむろっています。そこでまた我に返りそうになってしまいました。夕暮れのFKK。夕日が綺麗です。視線の先には芝生とプール。そして全裸の金髪女性たちと半裸の国籍、年齢を越えた男たち。そしてそこに佇む半裸の私。

・・・あれ?これ夢?私はここで一体何をやっているんだ。何だこの現実感のなさは?私がこのFKK SHARKを訪れたのは夕方前でした。これは、もっと日の高いお昼過ぎに来ても面白いのかもしれないな。次回はそうしよう・・・気がつけば、すでにまたこの地に舞い戻る気、満々となっていました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。