さて、ドイツとタイの風俗比較考証はさておき、ようやく賢者タイムから脱したので、2回戦のお相手を本腰を入れて探すことにしました。しかし、金髪女性は既に体験しました。どうせなら既述のように普段接することのない嬢を相手にしたい。そんな底知れぬ自分の貪欲さに呆れながらも周囲を見渡します。
するとそこに・・・肩くらいまでの長さのゆるいアフロ、背が高く(パっと見180cmくらいはありそう)、スタイルが抜群にいい女性が通りかかりました。タイで同様の女性がいたら100%レディーボーイだと思い、近づくことすらしないと思います。しかし、ここはドイツのFKK。そんな性別詐欺はありません。
そう。彼女は明らかに周囲の女性とは毛色が違いました。というかその時にSHARKにいる女性は、金髪女性ばかり(何度もいいますが、それを目当てに来たのでよいことなのですが)でした。少しくらいアジア人や黒人もいるのかなと思って探していたのですが、私がいた時間、私が見た限り、には見当たりませんでした。
そんな中、件の彼女は、金髪ではなく茶色のアフロ。あの容姿はヨーロッパ系ではない。ひと目でそう分かりました。おそらく中南米系。もしくは東アフリカか・・・これは・・・そそる。ビビッときました。顔もホリが深く、エキゾチックな顔立ちをしています。しかし、その彼女は10mほど離れたところで、白人のおじさんと話していました。
頼む!連れて行かれるな!交渉(?)決裂しろ!
そう願いながら、見ていると何やら白人のおじさんは彼女と笑顔でハグして離れていきました。チャンスだ!しかし、私はその時ソファに腰深く座っていました。だから何だ?と思われそうですが、わざわざ腰を上げて彼女のところまで行くのはおっくう。本当こういうところが自分のダメなところだと分かっています。しかし、腰が動かない。
でも彼女には興味がある。というわけで最低限、こちらから視線を送り続けることにしました。この思い届けと。するとそんな私の気持ちが通じたのか、それともたまたまこちらを見ただけなのか、分かりませんが、彼女と目が合いました。すると彼女が笑顔でウインクをしてくるではないですか。
さすがにそこまでお膳立てをされれば、マグロ系男子の私もリアクションを取らざるをえません。すかさず彼女へ手を振り、そして手招きをしました・・・あくまで自分では動かず、彼女に全ての決定を委ねるところが、私がマグロ系男子の所以といえるのかもしれません。しかし、そんな私の癖を理解してくれたのか、彼女の方から私の方へ来てくれました。