ドイツFKK体験記51 全裸の女性と一緒にご飯を食べる 2018年10月フランクフルト

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FKK Sharksにて2回戦が終わったものの、そのあまりの居心地の良さに帰りづらくなってしまいました。というわけで食堂に向かい、まだ残っていたサラダとフルーツとケーキを適当に皿に取り、空いているテーブルに座って食することにしました。食堂にはまばらではありますがちらほらと人がいます。

そんな別のテーブルには、全裸で食事を取る金髪女性が複数います。そして、その隣のテーブルには、そんな女性たちには目もくれずサッカーを見ている男性がいます・・・カオス。カオスってこういうことを言うのではないのだろうか。そんなことを思いながら、唯一残っていたサラダとフルーツを食べ、特に美味しくもなく不味くもないケーキを機械的に口に運びます。

まあ既述のようにドイツでは美食はあまり期待していませんでした。ただ口に入って栄養にさえなればそれでいいです。食堂では、たまにこちらに色目を使ってくる女性もいますが、基本的に食堂はセーフゾーンらしく、積極的に営業をかけてくる女性はいません。ということで食事が終わり、皿が空になった後も何をするでもなくボーッとしていました。

・・・ひょっとしたらさっきの女性に興味を示さずサッカーを見ていたおじさんも私と同じ賢者タイムだったのだろうか・・・しかし、私の場合、いくら賢者タイムとは言え、2回戦終えた後とは言え、やはり金髪の美女が裸で食事をとっているその光景は興味しんしんです。さすがに件の彼のように、女性にがっつり背を向けてサッカーに夢中になんてなれません。

まあ、根本的に私がサッカーに興味がなく、その他大勢のようにワールドカップの時のみサッカーを見る、にわかだからかもしれません。しかし、例え、テレビに映っていたのが地元名古屋のプロ野球チーム、ドラゴンズの試合でもやはり同じだと思います。まあ、そんな風に、この最高にイカれた状況での人間観察を続けること小一時間。さすがにすることもなくなってきました。

というか、日もすっかり暮れ、夜になり気温が下がってきました。そのため、半裸で窓を開け放しの食堂にいるのがシンプルに寒く、しんどくなってきました・・・潮時だな。名残は惜しいけどそろそろお暇するかな。そう思い、いまだ狂乱狂宴が続いている施設内、カウンターを通り抜け、財布を回収し、シャワー室へと向かいました。そして、立派に2回戦を戦い抜いてくれた体と息子を称えるようにしっかりと洗い、ロッカーにて帰り支度をしました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。