ヨーロッパ横断旅行記107 ロンドンで洋一郎さんと再会する

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旅の最終目的地ロンドンに無事到着することができました。既述のようにスペインで仲良くなったロンドン在住の洋一郎さんと早速連絡を取ろうかとも思ったのですが時間は早朝4時半。さすがにこんな時間に連絡するのは失礼だろうと思い、まず最初の1泊はどこかホテルを取ることにしました。そうして荷物を部屋に置いて、落ち着いてから洋一郎さんに連絡しよう。

ということで早速空港からヴィクトリア駅までバスで向かうことにしました。しかしバス代7ポンド(約1000円※20年前)。スペインの物価が安いこともあり、いきなりロンドンの物価の高さに驚かされました。しかし、よく考えてみれば1000円なんて普通?当時はアジア基準がどうしても抜けません。

当然のように事前予約などしていないので、とりあえずダメ元でINTERNATIONAL I STUDENT HOUSEというホステルへ向かってみることにしました。すると“地球の歩き方”に記載されている通りの9.99ポンドであっさりベッドを確保することができました。荷物を置いて、シャワーを浴びて、まずはほっと一息つきました。

その後、とりあえずポンドへの両替と航空券の再発行をするべくピカデリー・サーカスの方へと向かうことにしました。そして2万円のTCを両替した後、マレーシア航空のオフィスを見つけたので早速、ボロボロになった航空チケットの再発行(スペインのトマト投げ祭りでぐちゃぐちゃになった)をお願いしました。

多少押し問答はあったものの、なんとか無事にチケットの再発行をすることができて、ホッとしました。その帰り、洋一郎さんへ連絡するべくテレホンカードを購入しました。しかし、使い方が分かりません。困ってオロオロしていると地元の人らしき人が親切に教えてくれました。

洋一郎さんにロンドンに到着した旨を伝えると、それじゃあ今日の19時KILBURNというチューブの駅の改札で待ち合わせしようということになりました。帰りにスーパーで食料、水、果物を買い込み一旦ホステルに戻り時間まで一休みしました。その後、約束の時間に間に合うように厚着(スペインで買ったコート)してホステルを出ました。

約束の時間の19時を少し過ぎたくらいに洋一郎さんが現れ、再会を喜び合いました。と言っても3,4日ぶりくらいの再会なのですが・・・。途中でイギリス名物?フィッシュ&チップとビールを買い込み、とりあえず洋一郎さんの家へ向かうことにしました。洋一郎さんの部屋はチューブのKILBURN駅から徒歩15分ほどのところにありました。

到着して中に入れてもらうともう一人日本人の男の人がいました。洋一郎さんの弟とのことでした。歳は私の1つ下の19歳。同年代ということもあり即意気投合となりました。そしてその日は3人での宴会となりました。あまりにも盛り上がり、酒も肴も足りなくなったので途中買い出しに行ったりして、気がつけば23時頃になっていました。終電がなくなりそうだったのでこの日はこれでお開きとなりました。


A03 地球の歩き方 ロンドン 2019~2020