ドイツFKK体験記53 初めてのFKKから無事帰宅 2018年10月フランクフルト

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確かFKK SHARKを出たのは20時を少し過ぎた頃。ダルムシュタット駅に着いたのは20時半頃。私を含めて皆、どの電車がどこに行くのか分からず、構内をウロウロとしています。私はと言えば、最悪フランクフルト行きの電車に乗れなければもう一度FKKに戻って夜明かしすればいい、みたいなことを考えていたのであまり心配していませんでした。ちなみにSHARKは朝の4~5時までやっているとのことです。

そんなダルムシュタット駅で待つことおよそ1時間。21時半頃ようやく電車がやって来ました。ひょっとしたら違う電車に乗ってもフランクフルトまで戻れたかもしれませんが、ドイツの電車事情に詳しくない私は、確実にフランクフルトへ着くと思われる電車を選んでいたので、こんな時間になってしまいました。

電車に乗り込み、適当に空いている席に座り、流れる車窓を眺めることおよそ30分。電車は無事にフランクフルト中央駅に到着しました。時刻は22時を少し過ぎていました。そこからホテルへと戻るのですが、既述のように私が泊まっているホテルはフランクフルト中央駅の目の前。駅から徒歩3分ほどで到着します。

尚、フランクフルト中央駅から東に伸びる各ストリートはレストランやバー、通りによっては風俗街(フランクフルトで一番治安が悪いと言われている)などが集中しているので、22時でも賑やかに人がごった返しています。通常であれば、そんな夜のネオンに引き寄せられるように飲みに遊びに向かうのですが、さすがに今日は無理でした。

まあ、つい先程まで、なんやかんやFKK SHARKに4時間ほどいて遊んできた帰りです。また普通の人よりは旅慣れているとは言え、初めての国、初めての街、初めてのFKK。もしくは歳のせいか、思っているよりも疲れていました。早く部屋に戻って、お風呂に入って、横になりたい。先程までさんざんベッドに横になってきた(違う意味で)のですが・・・

しかし、多少小腹も減っているような、減っていないような・・・FKKの食堂にて残っていたもの、サラダ、ケーキ、果物、を腹に入れはしましたが、メインの夕食という感じではありません。OLの食事じゃないんだから。ちょっとラーメンでも・・・なんて思いましたが、タイのようにそこらにラーメンの屋台などありません。

まあ、フランクフルト中央駅構内まで戻れば、なにかあるかもしれませんが、道路を再度渡って駅まで戻るのも面倒です。そう言えば部屋に買い置きしてあるバナナとりんごがあったはず。それをかじって明日の朝食バイキングまで腹をもたせるとするか。そう決めて、一直線にホテルに戻ることにしました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。