FKK MAINHATTANへ行くまでの空き時間、私はクロンベルク観光にやってきました。あまり知られていない穴場的な静かな観光地と聞いていましたが、さすがに静かすぎるだろう。駅前に人っ子一人いないぞ。ま、まあ、静かなことはいいこと。というわけで早速観光を開始することにしました。さて、中世の町並みを残す市街はどっちか・・・
これが通常の観光地であれば、特に何も考えず人の流れに付いていけば間違いありません。先日、伊勢神宮に行った時なども何も考えず人の流れに付いていったら伊勢神宮に無事到着しました。しかし、既述のようにクロンベルク駅で降りたのは私一人。そして駅前には人っ子一人いません。
すると駅前に薄汚れた観光地図があるのを見つけました・・・うーん、汚れて剥げて何がなにやら分からない。誰かに聞こうにも人がいない。一応看板らしきものがありますが、ドイツ語で書いてあるため意味が分からない。まあ、これはガイドブック等で調べてこなかった私が悪いのですが・・・
まあ、とどのつまり行く先は、駅を背にして右手か左手か。2つに1つ。そして看板は、何と書いてあるか分かりませんが、全て左手の方を指しています・・・まあ、左の方へ向かったほうがいいのだろうな。そう理解して、とりあえず歩いて行くことにしました。100mほど左手の方へ進むと今度は公園にぶつかりました。
そしてまた道が二手に別れます（まあ公園の中に突入するという選択肢もありますが）。うーん。なんか右手の方を指す看板に城のマーク（のようなもの）が書いてある気がします。しかし、結構先まで何もない感じ。逆に左手の方は急な登り坂になっていますが、人通りが多そうな雰囲気です。
しかし、ここで第一村人発見。犬を散歩させているおばあちゃんが左手の坂の上から公園までやってきます。おそらく（私が目指す）中世の光景を残す町並みはこちらの坂の上にあるのではなかろうか？完全に勘ですが、そう判断して坂を登ることにしました。坂を登るとやっと少ないながらも商店がちらほらと出てきました。そして人もちらほらと歩いています。
坂を登りきるとまた道にぶつかりました。今度は十字路となっています。しかし、もう選択肢は右手一択。明らかに町並みの雰囲気が変わっているのが分かりました。このまま右手の方へまっすぐ行けば良いに違いない。というわけでさらに坂になっている右手へ向かい歩き続けました。ちなみに私はこの時ビーチサンダル。10月のドイツ。ビーサンを履いている人なんて一人もいません。
さて、そんなドイツのフランクフルトのＦＫＫを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、
特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。
ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100ｍ内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム（バスタブあり）、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ～となっています。
さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。
次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流？で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。
詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM（SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要）を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。
また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに（一応）WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限（30分～1時間）があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。
というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。
