ドイツFKK体験記58 クロンベルク観光を終えてフランクフルトへ戻る 2018年10月フランクフルト

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クロンベルク観光。クロンベルク駅より坂を登り続け、ネットで見た、中世の光景を残す町並み、と思われるところに到着しました・・・うーん、思ったよりも小さい。というかしょぼい。伊勢神宮前の、おいで横丁、くらいの規模だ。まあ、そんなこと言っても仕方がないので一応観光することにします。

確かに地面は石畳。そしてカラフルな可愛らしい建物が並んでいます。今で言うインスタ映えはするかもしれません。しかし、まさにインスタ映えと同じで、写真を撮ったら既に興味がなくなる程度のもの。ヨーロッパは観光大国なんてよく言われますが、正直アジアや中東などの観光地ほどの重厚感があるところは少ない気がします。

というわけで歩きづらい石畳をもはや義務のように歩き回り、適当に写真を撮り、もうこれくらいいればいいだろうと自分を納得させてクロンベルクを後にすることにしました。まあしょせんFKKまでの時間つぶし。プラス良い運動ができたと思えば有意義な時間だったのかもしれません。

来た道を引き返し、再び誰もいないクロンベルク駅に到着。終点だけあって、今度は駅に入ってきた電車に乗るだけなので迷うことがなく楽ちんです。しかもどの電車に乗ってもとりあえずフランクフルト中央駅に向かいます。クロンベルク駅で待つこと約30分。電車が到着したので乗り込みます。

ちなみに電車を待っている間に私以外にも2人乗客がやってきました。そして全員決っているかのように別の車両に乗り込みます。一人一車両。ドイツ人も日本人と同じくパーソナルスペースが広いのか・・・テレビで外国人タレントや、3流知ったか文化人が、日本人の人見知り具合を揶揄しているのをたまに見かけますが、嘘をつけ、ドイツ人も日本人と同じだぞ。

ていうかこの後もドイツ国内で色々な公共交通機関に乗りましたが、見知らぬ初対面同士で気軽に挨拶している光景なぞ一度も見かけませんでした。大概皆、スマホをいじるか、音楽を聞いているか、目をつむっているか、外の光景を眺めています・・・日本人と全く同じ所作でした。

そんなことを考えながら電車に揺られ、フランクフルト中央駅に13時半少し前くらいに到着しました。結局なんやかんや文句を言いながらもクロンベルクにて1時間半は観光していたことになります。そうしてフランクフルト中央駅の目の前にあるホテルへ戻りました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。