ヨーロッパ横断旅行記111 大英博物館とビッグベンを観光する

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ロンドン3日目。昨夜は深夜まで飲み、かつ宿に戻ってきたのは朝6時前。私が当時、宿泊していたのはホステルのドミトリー。当然皆熟睡している時間です。そんな時間に酔っ払って戻って来て、ガサガサと着替えたり、シャワーを浴びたりしていたので、隣の外人に、うるさい!と怒られてしまいました。まあ、当然です。

ソーリーソーリー、言いながらベッドに横になると、さすがに3時間歩き続けた疲れがあったのか、即夢の中へ。目が覚めたらお昼になっていました。シャワーを浴びて自分のベッドに戻ってみると、隣のベッドに日本人がいたので少し話をしました。何やら昨日大英博物館へ行ってきたとのことでした。

大英博物館・・・なんか聞いたことがある気がする。そう言えば、ロンドンにはそんな名前の世界的に有名な博物館があったような・・・。通常であればロンドンを訪れたほとんどの人が大英博物館を訪れます。しかし、当時の私は全く美術や芸術には興味がありませんでした。そのため端から行くつもりもなく、何の下調べもしていませんでした。

しかし、既述のようにスペインのマドリードで、ティッセン=ボルネミッサ美術館、ソフィア王妃芸術センター、プラド美術館、などを訪れ、世界的名画を鑑賞することにはまっていました。特ににわかながらルーベンスの絵の美しさに虜になっていたばかりでした。そうだ。どうせ洋一郎さんや良典君との約束は夜。それまで暇なのだから、暇つぶしも兼ねて大英博物館に行ってみることにしました。

そして大英博物館に行った感想はと言えば・・・・・正直、あまり面白くありませんでした。当時、大規模工事をしていたからかもしれませんが、入場を規制している場所もありました。まあ、国際学生証を使って無料で入館しているので偉そうなことは言えません。その後、遅めの昼飯を食べるべく3日連続で中華街へ趣き、?餡掛けチャーハンを注文。

食後はビッグベンを見るべくウォータールー駅へ向かいました。テムズ川の対岸から見るビッグベンは中々の景色で、思わず時間も忘れ堪能してしまいました。その後、一旦ホテルに戻り、シャワーを浴びた後、洋一郎さんのフラットへ向かうことにしました。実は、昼から何度か洋一郎さんへ電話をかけていたのですがつながりませんでした。

仕方がないとダメ元で洋一郎さんの部屋のあるkilburn駅まで直接行くことにしました。kilburn駅の公衆電話から願いをこめて再度電話をしてみると・・・良典君とつながりました。良かった。安心して洋一郎さんのフラットの方へ向かうと良典君が途中まで迎えに来てくれていました。


A03 地球の歩き方 ロンドン 2019~2020