今考えられうる海外にお金を持って行く一番良い方法

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さて、海外旅行、留学、長期滞在が決まった時、意外に困るのがお金の持っていき方。現地での生活費をどう持っていけばいい?これが日本国内であればお金が無くなったとしても何とでもなります。しかし身寄りのない海外で突然お金が無くなってしまったら、そう考えるだけで不安になり非常に悩ましいことだと思います。そんなお金の持って行き方ですが、選択肢は以下の方法が一般的になるのではないかと思います。

現金

一番流動性が高くすぐに使えますが、失くしたらおしまいというガラスのエース。現地に着いて2、3日生活できるくらいの金額は持って行った方が良いと思います。

トラベラーズチェック

安全性が高く、かつて海外旅行する旅人が皆持っていたT/C(トラベラーズチェック)ですが、時代が変わり2014年3月新規発行停止。

クレジットカード

海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードを一枚は持っておいた方が良いと思います。もしもの時にキャッシングもできるが、手数料が高いので注意が必要です。ちなみにタイだと1回引き出すごとに200B(600円)取られます。また年会費が必要なことがあります。

VIZAデビットカード

今現在これが一番無難だと思われます。銀行が発行する後払いのできないクレジットカード。クレジットカードと違い口座残高が限度額になります。また引き出し手数料が多少かかります。そして年会費が必要なことがあります。

国際キャッシュカード

かつてはT/Cよろしく、海外に旅行するもの、住んでいるもの皆持っていたが、現在は多くの銀行がサービスを停止しています。また引き出し手数料、口座維持手数料がかかることがあります。

現地で銀行口座開設

これが一番安心でかかる費用が安い。しかし外国人が銀行口座を作れるかどうかは完全にその国によります。国によってはパスポートだけで銀行口座を作れるところもあります。ここタイでも昔はパスポートを持って行けば口座を作れましたが、今ではワークパーミット(労働許可証)がないとかなり難しいです。また、ある程度の言語力が必要なことがあります。

と、色々お金の持って行き方はあるが、おすすめは財布に 現金10万 ほど入れて、海外旅行傷害保険付帯付きクレジットカード1枚、VIZAデビットカードを1枚、この3つで持って行くことが、今考えうる最強の布陣かと思われる。そして現地では、普段持ち運ぶ財布の中にはデビットカードだけを入れて、現金とクレジットカードは分散管理にしておく、と言うこと。

具体的な使い方としては、現地に到着してからの普段使いはデビットカードで引き出す。現金はもしもの時のために全てでなくてもいいが、ある程度貴重品入れに入れて残しておく。デビッドカートを落とす、盗まれる、などの非常時には、最後の手段としてクレジットカードのキャッシングを残しておく。というのがおそらく一番現実的なお金の使い方だと思われます。