海外移住日記第145話 一人暮らしをする予定がきづけば虫との共同生活

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住み慣れたシラチャプレイスからタウンハウスへと引っ越しました。在タイ歴はそこそこ長いのですが、今までアパートやコンドミニアムには住んだことはあっても、タウンハウスに住むのはこれがはじめてのことでした。というか私の周りにもタウンハウスで住んだことがある人は皆無でした。

そんなタウンハウスに住み始めて感じたこと。まずはアパートやタウンハウスとは比較にならないほど虫がいっぱいいるということです。まあ、これは1階だから仕方がありません。しかし、日本とは違いタイのゴキブリは動きがのろいです。そのせいか見かけたらほぼ100%退治できます。日本のように一晩中ゴキブリと格闘するみたいなことはありません。

というかタイに来てゴキブリをよく見かけるせいか、ゴキブリに対する耐性がついたようです。日本にいた時のようにゴキブリを見てびっくりすることはなくなりました。ああ、またか、くらいの感じで、手元にある退治できそうな紙を探して殺せるようになりました。しかし、その半面タイの蚊は日本のそれと比べて素早い気がします。

本当かどうか分かりませんが、酒好き、基礎体温の高い、O型、は蚊に刺されやすいという話をよく聞きます。そのせい?でか、タイでは蚊との格闘がほぼ毎日のようにあります。これがまた腹が立ちます。仕方がないのでレモングラスの精油を足や手に塗りたくって寝ることになりました。

ちなみにタウンハウスとは全然関係ありませんが、タイ語で蚊取り線香のことをยาจุดกันยุง(ヤー・カン・ユング)といいます。基本タイでは、短パンサンダルで生活する私。この上記の、蚊取り線香下さい、というタイ語は日常的にレストランで使用するため、割と最初に覚えたタイ語となります。

また蜘蛛も山程出ます。しかし、どこかで、蜘蛛は益虫、という言葉を聞いたことがあります。何やら蜘蛛は動物食であって他の害虫を食べてくれるとのこと。そして、それら餌がなくなると自然と他所へ移っていくとのことです。これは先の話になりますが、私のタウンハウスには蜘蛛がたくさんいました。

これは、私のタウンハウスに別の、蜘蛛の餌となる害虫がたくさんいるということ。蜘蛛も餌のいないところで無駄に蜘蛛の巣を張りません。蜘蛛にとっては良い餌場と言ったところだったのでしょう。そしてそんな害虫を退治してくれる蜘蛛と私はウィン・ウィンの関係でした。そのため蜘蛛は殺さず放置していました。