海外移住日記第147話 タイのインフラの脆弱さに改めて気が付く

Pocket

タウンハウスでの生活は思いの外、快適なものでした。そう。正直、タウンハウス自体には不満はありませんでした。もちろん細かいことを言えば、色々あります。しかし、そんな100%こちらの要望をピンポイントで叶えてくれる夢の家みたいなものはありません。そんなことは分かっているので許容できる範囲は許容していました。

まあ、しかし、強いて言えば1点だけ腹が立つことがありました。それは冷蔵庫に関して。既述のように冷蔵庫はオーナーから提供(と言っても提供された電化製品代として家賃に上乗せされているから無償提供ではないけど)されていました。その冷蔵庫がワンドア(冷蔵と冷凍が同じ一枚扉、要するに冷凍と冷蔵が別れていない)タイプのものでした。

そのためか?それとも冷蔵庫自体に欠陥があったのか?冷凍庫の冷気が冷蔵部分にまで達して、冷蔵部分の上部に氷が張ってしまいました。そして、つららができるので定期的にその処理をしなくてはいけませんでした。それがまた面倒くさく思わずキレそうになりました。正直これは文句を言っても良い案件なのではないでしょうか?そしてキレる人はキレるのではないでしょうか?

しかし、私は文句を言わず自分で処理していました。私も大人になったなーと思った一コマでした。そんな大人になった私ですが、タウンハウスでの新生活にて、どうしても我慢できなかったものがありました。しかし、それはもうどうしようもないものでした。家とかそんなレベルではなくもっと大きいもの・・・

私が嫌だったもの。それは住んでいる地域のインフラ。道路。これが嫌でした。何度もいいますが、これはもう仕方がないことです。もちろん、タウンハウスへ引っ越す前に何度か周辺の状況を確認しました。それこそ昼も夜もチェックしました。さらに家から職場までの通勤状況をチェックもしました。そうして入念に調べてからタウンハウスへの引っ越しを決めました。

しかし・・・住み始めて分かることがあります。それが想像していたよりも道がデコボコだということです。正直、道路のコンディションなんて一度や二度チェックしただけではわからないことでした。そんなの自業自得だ。チェックミスだ。そう思われるかもしれません。しかし、道なんてあって当たり前のもの。

皆さんなら日本で引っ越しを考える時、新居の近くの道路のコンディションまで隅々まで見ますか?・・・私はそんなこと考えもしませんでした。しかも、これが通勤のように毎日のこととなるとなおさらです。これが私にとってかなり大きなストレスとなってしまいました。