とりあえずの海外逃避先としておすすめの国5選

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海外に逃げるという選択肢

もう生きるのが辛い、苦しい、逃げたい。そんな時は、いや、だったら逃げたらええがな、と言うことで海外にサクッと逃げるのも一つの手です。それではどこに逃げたらいいのか?私のおすすめは何と言っても東南アジアです。かく言う私も日本のブラック企業から逃げた結果、なぜか今タイのパタヤにて楽隠居しています。

しかし、それにしても日本では何かあると逃避行先(悪い意味で)として挙げられることが多いのがアジアです。小説でもマンガでも映画でも、何故か皆アジアに逃げます。特に東南アジアに逃げる悪人や凶悪犯人が多いです。未だに東南アジアの治安が悪いという固定概念があるのかもしれません。

おそらく作者や監督や演者や観客は海外旅行をしたことがないに違いありません。もしくはツアー旅行だけとか・・・アメリカ・ヨーロッパとアジアにそれぞれ一人旅をした経験がある人ならば、実際はアメリカやヨーロッパの方がアジアよりも格段に治安が悪いということが理解できます。

そういえば最近でも有名芸能人が東南アジアに逃げたとの報道がありました。そんな悪いイメージはともかく、とりあえずの逃避先として東南アジアに逃げるのはありだと思います。とりあえず下記がアジア逃避の主なお勧めする理由となります。そんな中でもここに逃げておけば間違いないという国を挙げていきます。

・近い。

・物価が安い。

・常夏で嫌なことが忘れられる。

・現地の人が良い意味で皆あまり深く考えず生きているので、

 自分の悩んでいることが何と小さくアホらしいことかと思える。

・東南アジアに来ている外国人も良い意味でも悪い意味でも、

 スネに傷がある、何か抱えている人が多い(個人的な主観)


タイ

言わずと知れたアジア有数の観光大国。年間140万人近い日本人が訪れます。バンコクには石を投げれば日本人に当たるくらい日本人がいます。そんなタイバンコクでしばらくの間、自堕落に暮らすもよし、チェンマイで静かな時間の中で心を静めるもよし、パタヤなどリゾート地でのんびりするもよし、何をするにしても1週間も過ごせば心も体もリフレッシュできます。


カンボジア

カンボジアは最近外国人誘致に力を入れているお勧めの国。別記事参照。首都プノンペンは多少スリリングですが、欧米主要都市に比べればまだまだ平和です。どれくらいかと言えば(完全に主観)東京の新宿や六本木、渋谷などと同じくらい?名古屋生まれ名古屋育ちの私からすると感覚的な怖さは、東京=プノンペン>名古屋、な感じです。そして何と言っても世界遺産アンコールワットを有しています。


フィリピン

フィリピンは逃避先の代名詞のような国。まずは英語が通じると言うのが大きい。と言うか日本語も通じたりします。この中では一番治安が悪いですが、人間というのは不思議な生き物で、治安が悪い国に行くと自然と備わっている自己防衛本能が働き、日本で暮らしている時よりも心身ともに機敏になり適応できてしまいます。また危険なのは都市部(というよりマニラ)で、ビーチリゾートは平和です。


台湾

まず何といっても近い。下手に国内旅行するよりも近い。この中では一番物価が高いですが、それでも日本よりは少し安いくらいです。そして何と言っても世界一の親日国。下手したら日本人より日本が好きでいてくれます。余程運が悪い人でなければ台湾で嫌な思いをすることはありません。そしてご飯が美味しい。日本語がかなり通じる。最悪筆談でも会話できる。


ベトナム

ベトナムに逃げるならどちらかというとハノイよりもホーチミンの方がお勧めです。中国に近いハノイはベトナムが共産主義国だということを思い知らされます。飲食店などのサービス精神はなし。店は夜の9~10時は閉まり真っ暗になる。心身共にリフレッシュするというよりは余計に陰鬱になってしまうかもしれません。それに比べ南のホーチミンはアジア的な解放感の溢れる雰囲気があります。


今回はアジアを中心に取りあげました。それは何と言っても近いということが理由になります。というのも海外逃避先とはいえ、あまりに日本から遠いと、もう日本に戻れないのではないか?そんな余計なプレッシャーを感じてしまうのではないかと思ったからです。

しかし、今は海外逃避することは重大な人生の決断でも何でもない時代です。まずは手軽にさくっと、まるでプチ家出のような感覚で利用することが重要なのだと思います。また全ての国に言えるのはやはり物価が安いということです。金銭的な不安を常に抱えてしまうと気軽にリフレッシュすることはできません。精神衛生上もよくありません。

そして何と言っても私個人のこだわりとしてご飯が美味しいところを選んでみました。まあ、アジアは欧米などと違い、どこ行ってもご飯は美味しい、というのが昔バックパッカーとして世界を周ってきた(50カ国くらいですが)感想でもあります。もちろん欧米だろうが中東だろうが、高いレストランに行けば美味しいものは食べられます。

そうではなくて、気軽に、さくっと、その辺で、チープに、当たり前に、美味しいものが食べれるのがアジアだということです。日本は世界一ご飯が美味しい国(個人的感想かつおそらく真実)なので、海外に行くと食生活に大いに不満を覚えます。そんな中まだましなのがアジアです・・・まあ、しばらく海外でぼーっとして、日本食が恋しくなったから日本に帰る、というのも良い動機付けの一つなのかもしれませんが・・・