ドイツFKK体験記74 やっぱりドイツの交通機関は使いづらい 2018年10月フランクフルト

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フランクフルト4日目。時間は11時35分。私は12時発ハイデルベルク行きのバスに乗るべくフランクフルト中央駅の横にあるバス乗り場まで来ていました。既にバス乗り場(と思われる場所)には大量の人が溢れていました。どうやらここから様々なところへとバスが出るようでした・・・しかし、どう考えてもここはバスターミナルではありません。ただの道。その歩道に100人近い乗客があふれています。

そして、皆どのバスに乗ったらいいのか分からないようで右往左往しています。一応現場にはFLIX BUSと書かれたジャンバーを着た係員が2,3人いるのですが、常に乗客からの質問攻めにあっていました。かく言う私も、どのバスに乗ったら良いのかわからないため、他の乗客同様、次々とやってくるバスの行き先を確認し、右往左往し、行ったり来たりしていました。

そして、毎回、念の為に全係員にチケットを見せて、ハイデルベルクへ行くにはどのバスに乗ったら良いのかと聞いて回っていました。私は日本の長距離バスに乗ったことはありませんが、長距離バスってこんな感じ?いや、おそらくここまでひどくないでしょう。何でこんなに分かりづらいかな。こんなこというとあれですが、鉄道にしろ、長距離バスにしろ・・・タイのほうが便利なんじゃないかな?

いや、誤解を恐れずにいうならばドイツの交通機関・・・ラオスやカンボジアのそれよりも使い勝手が悪いかも知らん・・・まあ、たった1週間しか滞在していなかった人間の言葉です。あまり気にしないでください。そんなこんなあり、色々なスタッフや乗客と思われる人に聞いて回った結果、12時発のハイデルベルク行きのバスは遅れているとのこと。皆が皆、そう言っているのでおそらく間違いないと思います。

そして、遅れること30分。バスが着たと係員が叫んでいます。しかし、バスのフロントガラスに書いてある行き先はハイデルベルクとは書いてありません。???これは本当にハイデルベルクへ行くのか?再度確認してみると、そうだ。これはハイデルベルク行きだ。そう係員のおっさんは言い切ります。

・・・まあ、それならばそうなんだろう。もう寒いし、考えるのも面倒くさい。このバスに乗って違うところに着いたら着いたでそれはそれで面白いかもしれない。そんな感じでバスに乗り込みました。バスの中は満員。適当に空いている席に座りました。どうやら私が最後のお客のようでした。そんな私を収容した直後にバスはハイデルベルクへ向けて(多分)出発しました。一体どこに着くことやら。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。