ドイツFKK体験記76 ハイデルベルク城まで歩いて登ることにする 2018年10月フランクフルト

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ハウプト通り。ハイデルベルク旧市街を西から東に続く通りになります。明らかにここが目的地に向かう通りに間違いありません。大勢の観光客?地元の客?でごった返しています。車は通行禁止になっているようですが、あまりの人の多さで、まっすぐ歩くことすら困難です。それはまるで中学の時の修学旅行で行った原宿のような光景でした。

ここだ。ここに間違いない。念のために持ってきていたプリントアウトしたハイデルベルクの簡易の地図を確認するまでもありません。ここがハイデルベルク城へ続く道に違いない。西洋と東洋、雰囲気の違いはもちろんありますが、まるで伊勢神宮の外にあるおかげ横丁のような雰囲気でした。

ちなみにそんな繁華街を歩いている途中、様々なパフォーマーが路上のそこここにいました。そして何故か日本でいうお神輿的なものをかついで練り歩いている人達がいて、お菓子とリンゴを配っていました。昼飯の代わりにしよう、これは幸いと思わず受け取ってしまいました。

また、ハウプト通りには、普段タイや日本ではほとんど見かけない、地元?観光客?か分かりませんが、とにかく若くて可愛い女の子(金髪)がたくさん歩いていました。そんな思わず振り返ってしまうほどの可愛い子を眺めつつ歩いていたため、1.3kmほどの距離もあっという間でした。

そして左手に、聖霊教会、ハイデルベルク市庁舎、という豪奢なゴシック様式の建物を通り過ぎてコンマルクト(広場)に到着しました。このコンマルクトから目指すハイデルベルク城が望めます。あそこか・・・確かハイデルベルク城に向かうには、ケーブルカーを使う、歩いて登る、の2通りの行き方があると事前に調べた情報にありました。

せっかくのバケーション、そして私もいい年のおじさん・・・うん。ケーブルカーで山を登ろう。そう思いコンマルクト駅に向かってみるとものすごい人だかりが行列をなしていました。そこには大量の中国人とタイ人の団体がいました。まさかドイツのハイデルベルクまで来てタイ語を聞くことになるとは・・・

これは・・・歩いて登るより、この団体の行列に並んでケーブルカーを待っているほうが疲れそうだ。というかケーブルカーに乗れるまで待っている間に、歩いてハイデルベルク城に到着しそうだ・・・そう思い早々にケーブルカーを諦めて歩いて登ることを決心しました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。