ドイツFKK体験記77 ハイデルベルク城観光 2018年10月フランクフルト

Pocket

団体客の行列に並ぶのは嫌、という理由でハイデルベルク城まで歩いて登ることに決めました。さて、どこから登ればいいのか・・・と迷うこともなくコンマルクト駅の脇を行き来る人たちがいるのを発見。おそらくここから登れるに違いない。そう思い、プチ登山開始。しかし、地面は石畳。そして急な坂道と階段。なかなかにハードは道のりです。

私と同じように?行列を待つのが嫌だったのか?それともケーブルカー代を払いたくないのか?とにかく同様に歩いて登る観光客も結構いました。しかし、私を含め皆、はじめこそ快調に登っていたものの、途中から皆ヒーヒー言いながら登っていました。それでも中には、地元の人なのか、犬を散歩している老夫婦なんかもいるので負けちゃいられません。

いや、しかし、本当最近筋トレをしておいてよかった。想定していなかったプチ登山のため準備などしておらず、靴底ペラペラのスニーカーでしたが、なんとか登り切ることができました。そうして20分ほど登り続けてようやく頂上付近に到着。途中からなかなかの景色になっていたのは気づいていましたが、ここから見える景色はまた格別そうです。

さて、ここからどこに行けばいいのか?考えるのも面倒なほど疲れていたので、人の流れにそのままついていくことにしました。すると、朽ち果てた門?みたいなものがありました。まるでここを通れといわんばかり。そして、その奥に城の外郭の公園とテラスのような場所がありました。

どうやら撮影スポットのようで、観光客がテラスのへりまで行って写真を撮りまくっています。しかし、こんなインスタ映え?ロマンチック?な場所に一人で来ているのは見渡す限り私くらい。一人で観光客観光客するのも恥ずかしいですが、せっかく来たのだから、と私も写真を撮りまくることにしました。

眼下にはハイデルベルクの、これぞヨーロッパ、という街並みが広がっています。早速写真を撮ろうと思いましたが、流石にかつてのサンヴィセンテ岬やロカ岬の時のように記事参照、誰かに自分の写真を撮ってもらうことはできませんでした・・・こんなことなら自撮り棒でも買って持ってくればよかったか?まあ、今更そんなことを言っても仕方がありません。

かつ、仮に自撮り棒持ってきていたとしても、結局恥ずかしくて使っていなさそう。まあ、気ままな一人旅には副作用として、こういう寂しさはつきものです。仕方がない、そう独り言ちながら、カップルや団体客にまぎれて、一人散策を続けることにしました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。