趣味の読書とネットオフとアマゾン

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一時期図書館通いにはまったことがあります。そのきっかけは、ジブリ映画の「耳をすませば」でした。この映画が公開されたのがちょうど高校生の頃だったのですが、恥ずかしながらそれ以降大学生まで図書館巡りにはまっていました。高校・大学の図書館はもちろん、バイクで遠くの図書館まで行ったこともあります。そして図書館きっかけで古本屋にまで通い始めるまでになりました。まあもともと本を読むのが好きだったので自然の摂理なのかもしれませんが、わざわざ図書館や古本屋を遠くまで探して回っていたことはある種黒歴史です。

しかしいったん着いた癖は直らずバックパッカーになっても変わりませんでした。タイのバンコクチェンマイ、ネパールのカトマンズなど日本人旅行者が多い街には、必ずと言ってもいいほど古本屋があり、見つけては嬉々として通ったりしていました。せっかく外国の街まで来て、古本屋に通うとは何をやっているのだと、今ならば思うのですが当時はそれが逆にカッコイイと思っていた自分が恥ずかしい。

ネットで本を買うようになったきっかけ

しかしある時を境に古本屋に行くのをやめました。その原因はぎっくり腰でした。当時古本屋に行こうものなら、平気で半日くらいずっと本を読んだりしていました。しかしぎっくり腰でそれができなくなってしまいました。一度つい忘れて長居してしまい、気づいたときには腰痛でまともに歩けなくなり、へたり込んでしまったことがあります。

しかし本は好きだし読みたい。と言うことでその代わりに利用し始めたのがネットオフ。要するにブックオフのネットバージョン。これはこれで一日中本を検索していたりします。ここで欲しい本のタイトル、作者名などを検索して見つかればお気に入りとして登録する。入荷したり値下げしたりするとメールを送るように設定もできます。

ネットで本を買う時の落とし穴が本自体の値段は安いが別途送料がかかることがあること。合計してみたら近くの本屋まで走った方が安かったなんて経験ある人もいると思います。しかしネットオフには、1500円以上の購入で送料無料3冊で送料無料、などのサービスがありよく利用していました。

ネットオフのいつもの流れ

具体的な使い方としては、まず一番初めはネットオフで欲しい本を探す。ここで在庫の有無と値段の確認。次にアマゾンで同様に探して在庫と値段の確認。アマゾンの最安値は、本の値段1円+送料257円=258円。ネットオフに在庫があり、アマゾンの258円より安い本はネットオフで注文。

ネットオフに在庫があるが、アマゾンより高い本はお気に入りでしばらく寝かしてみる。しばらく寝かして値段が下がらないようなら仕方がないのでアマゾンで購入。またネットオフに比べるとアマゾンの方が在庫が多いので、ネットオフに在庫がなく、どうしも欲しい、すぐに読みたい本もアマゾンで注文。という流れでいつも購入していました。

ネットオフを使う時のポイント

クレジット払いにする(一括)。私は楽天カードを使っていたので、これで1%楽天ポイントがたまります。実質1%引きです。さらにポイントハンター経由で買います。100円ごとに1.6ポイントが、ポイントサイトに溜まっていきます。これは後に現金に換金できます。さらにTポイント200円ごとに1ポイント溜まる。実質0.5%引き。カードとポイントサイト、Tポイントで合わせて実質3.1%引きになるわけです。

・・・せこいと思われるかもしれませんが、塵も積もれば山となる。海外にいる今はあまり頻繁に購入できずにいますが、日本に住んでいた時は1か月30~40冊は本を買って読んでいました。しかも読書は今後一生お付き合いのある趣味。今までの20年とこれからの数十年合わせれば、この3.1%引きも相当の金額になります。

まあ実際は節約と言うよりも、下げること自体をある種ゲーム感覚で楽しんでいます。そんなところもあります。よく買い物で値下げをゲーム感覚でする人がいますが、そんな感覚に近いのかもしれません。そうやって購入した本は、さすがに海外発送はしてくれないので注文だけしておいて家に届け、1年に1、2度日本に帰る時に受け取るようにしています。日本に着く数日前に大量に注文し、家に着いた時には既に届いている。そしてそれをトランクに入れて輸出さながら海外に持って行きます。

ちなみにこの日本に帰ってくる時に前回帰国時に持って行った本で2軍の本(もう読まないかな?って本)を持って帰ってきています。そしてそれを部屋の本棚に置いて新しい本を持って日本を出ます。さながら本の輸出入業者の様なことを毎年1、2度しています。

私は基本的に乱読で本に関して雑食。なのでこの作家が好き、みたいなことはありません。逆に言うとなんでも読みたい、面白いと思える性質です。また元々図書館スキー古本屋スキー、なので中古本に抵抗がなく新品にこだわりません。なのでできれば安い108円の本があるネットオフを多用しています。ネットオフの良さはたまに掘り出し物の本が108円で売っていることです。そして今日も時間が空いたら面白そうな108円の本を探しています。