ドイツFKK体験記79 ハイデルベルク城から哲学者の道へ 2018年10月フランクフルト

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ハイデルベルク城観光を終えた後、帰りも来た時同様、歩いて降りることにしました。当たり前ですが、登ってきた時に比べるとかなり楽でした。また風が吹いていたため、涼しくて気分がよかったのでさくさく降りることができました。そうして再び、コルンマルクトへ戻ってきました。そこから次はネッカー川の対岸にある、哲学者の道、に行ってみようと思いました。

アルテ・ブリュッケ橋を対岸まで渡ると、哲学者の道、と呼ばれる散策路へと続くシュランゲン小道の入り口?出口?がすぐ近くにありました。そのまま何も考えずに小道に突入。そこは急勾配で狭く、くねくねした小道が350mほど続いていました・・・・・正直、こちらのほうが、ハイデルベルク城に登るよりはるかにきつい。

途中途中に休憩スポットやベンチがあるので、そこで休み休み、また他の観光客に追い抜かれ、追い越しながら、歩き続けました。途中、休憩スポットから、ネッカー川越しのハイデルベルク城を見ながら、さきほどもらったリンゴを食べていると、地元の人と思われるおばちゃんから何故か人参のシロップ漬けみたいなものをもらいました。そうしてなんとか哲学者の道(フィロゾーフェン通り)まで到達しました。

哲学者の道、そんな大それた名前の通りですが、着いてみると何でもない、ただの道でした。しかし、急な坂道であるシュランゲン小道を登ってきただけあって小高い場所にあり、かつ目の前が開けているためハイデルベルク城が美しく見ることができます。まあ、登ってきた甲斐がありました。

しかし、ハイデルベルク城とシュランゲン小道、連続で登り続けて歩き続けたため、さすがに体力と足腰の限界。ちょうどハイデルベルク城を眼の前に綺麗に見ることができるベンチが空いたため、そこで小休止。ずっと音楽を聞きながら歩いていたのですが、この時流れていた曲が、全然関係ありませんが、君の知らない物語、でした。

30分ほど休憩した後、再び行動開始。そのまま、テオドール橋まで1.5kmほど歩き続けました。テオドール橋を渡り、再びハウプト通りまで戻ってきました。この時の時刻は18時を過ぎたころ。ハイデルベルクに到着したのは14時。ということはハイデルベルクを4時間あまり観光していることになります。何やかんやで満喫している。

ちなみにハイデルベルクからフランクフルトまで戻るバスの出発時間は19時。万全を期して出発予定の30分前くらいにはバス停に着いていたい。ということは、今ここから歩いて戻れば、ちょうどいい時間にバスの待合所に到着するな・・・仕方ない、最後も歩くか。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。