シラチャの道路、に関してはもう少し言いたいことがあります。これも、いち移住者、いち住人、である私にはどうしようもないことなのですが・・・それはタイの道路の路駐問題。日本では、路駐はよほどの田舎でもない限り、かなり厳しく規制されて、むかつくほど高い罰金を取られます。そのため現在日本では路駐する人などほとんどいません。しかし、タイではそうはいきません。
というかタイに限らず、アジアで車や駐車場に関する厳格な法律?を採用しているのは、日本とシンガポールだけではないか?とも言われています。そんな事情もあってか、タイでは路駐に寛容で路駐している車がめちゃめちゃ多いです。大げさでもなんでもなくタイの道は1車線目はほぼ路駐の車で埋め尽くされています。
その理由の1つに、タイには上記の駐車場に関する法がない?(実際はあるのかもしれません。ただ適用は絶対されていない)という影響からか、タイの路面にある各種の店のほとんどには駐車場がありません。そんなこともありタイでは、車がそこらじゅうに好き勝手に路駐しています。それこそ路肩、歩道にまで、路駐し放題となっています。
そして、その影響をもろに受けるのが歩行者や自転車となります。歩道や路肩に車がガンガン路駐されるため、歩行者はそんな車をよける形で車道の中程を歩く形になります。それは自転車も同様です。路駐している車をよけるため車道に出て走る必要があります。これがまた危ない。さらにそんな路肩や歩道をバイクやトゥクトゥク、ロットゥ、普通の車が突っ込んできます。
歩道や路肩を車やバイクが走る。日本ではそんな光景、暴走族か暴走車以外まず見ませんが、タイでは日常茶飯事です。そんな無法地帯のようなタイの道路インフラ。危なくて仕方がありません。日本の常識は海外の非常識。日本では当たり前だと思っている交通マナーもタイでは当たり前ではありません。