ドイツFKK体験記84 ケルンのFKK SAMYAに到着 2018年10月フランクフルト

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先人たちの知恵に助けられ、FKK SAMYA に特に迷うことなく到着することができました。しかし、相変わらずドイツにおけるFKKの立ち位置は不思議です。日本やタイ、その他の国の風俗街のように、一つのエリアに集中して固まっているといるのではなく各地に点在しています。

ダルムシュタットのFKKもそうでしたが、このケルンのFKK SAMYA もスーパーマーケットの裏側にありました。地域に根差しているということか?それともやはり法律で合法なのであって当たり前の存在なのか?単なる西洋と東洋の価値観の違いなのか?・・・まあとにかく早速入店することにします。

ちなみにFKKはこれで3店目ということもあり、特に躊躇することなく、なじみの店のごとく扉を開きます。扉を開けるとちょうど先客がおり、入店手続きをしていました。しばらく待ち今度は自分の番。まあ、この会話も、もはや3回目。何を言っているのか分からないけれど、言いたいことは分かります。

適当にあいづちをうち入店料50ユーロを支払います。SAMYAはこの50ユーロの中にビュッフェはもちろんビールも入っています。そういった意味では優良店です。しかし、ここケルンのFKK SAMYAは先日訪れたFKK MAINHATTANと同規模の小規模FKKです。そのため長居をするのは難しいかもしれません。

入場料を支払った後、地下にあるロッカールームへ向かいます。そこで全裸になり、シャワーを浴びて身を清めます。そして、もはやFKKにおける私の正装ともいえるスタイル、バスタオルを腰にまき、もう一枚のバスタオルを肩からかける、というバスタオル二刀流、で地上にあがり、内部へと潜入します。

うーん、狭い。FKK MAINHATTANと同じ?いや、もうちょっと狭い感じです。入ってすぐのところに、ゴーゴーでいうお立ち台があり、そこの周りに椅子があります。そしてそのお立ち台を囲むようにソファーがあり・・・以上。これだけ。奥に食堂があり、そこから庭に出ることができますが、まさに猫の額ほどの狭い庭。

そして、肝心の店内は・・・何か閑散としています。男性と女性の比率が5:5、もしくは6;4ほどで多少女性が多いくらい。しかし、まったく動きがなく、まったりとしています。気のせいか、空気が淀んでいる気がする・・・少なくとも既出の2店(SHARKS、MAINHATTAN)とは違い、活気が全くありません。

直感的に感じました。あれ?これ、失敗だったかも。まあ、もうSAMYA まで来ちゃっています。というかケルンまで来てるわけで、今さらそんなことを言っていても仕方がありません。とりあえず無料のビールをもらいにカウンターへと向かうことにしました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。