タイのパタヤでオカマ(レディーボーイ)と一夜を共にしかけた話11

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約束していた15時から送れること15分。遅刻をしているため急いており、また遅刻に対する多少の罪悪感もあったことから、警戒心なく、あまつさえ手まで降って近寄ってしまいました。当然、相手は顔を上にあげます。そして段々あらわになっていく相手の外観・・・・・ん?あれ?・・・だよな。

・・・・・なんか違くない?いや確かにアレなんでしょう。まったく違う、というわけではありません。何度も確認した写真の面影はある・・・気がする。しかし、別の生き物。前田敦子とキンタロー。、武藤敬司と神奈月、和田アキ子とMr.シャチホコ、くらい違う。似て非なる生き物が立っています。

まずサイズ。でかい。私と同じくらいあります。つまり175㎝くらいはゆうにある。ヒールを履いているとはいえ地の身長が170㎝近くあります・・・いや、そんなことは問題ではありません。全然関係ない、私事ですが、背の高い女性はむしろ好きです。

問題は・・・顔。なんだこの不自然さは。C級ホラー映画のメイクが施してあるような感じの不自然さ。安物のカツラをかぶっているおっさんの毛の生え際くらいの不自然さ。ここはオカマ先進国のタイだろう。もっと気合い入れて女になりきれよ。

ていうかどんだけ写真修正してんだよ。プロも顔負けの修正力だ。いや、修正、という言葉は生ぬるい。これは、ないところからあるものを作り出す錬金術と言ってもいい。もしくは捏造。朝日新聞もびっくりの捏造力。その加工、修正、捏造技術を美容のほうへ生かせよ。もっとやりようもあっただろう。

IKKOじゃないんだから。佐藤かよ、とは言わない。はるな愛(きついけど)までとは言わない。せめて、GENKINGくらいは頑張れ。もしくはテレビの企画で女装したAAAの西島氏↑くらいはやってきてくれ。しかし、悲しいかな私の目の前にいるのは女装した完全なるオカマ。オカマの悪い意味での完成体。

しかも笑えるタイプのオカマじゃない。リアル?なオカマ。あの瞬間。ほんの100mに満たない距離を走った、あの一瞬。近づくにつれそんな生命体があらわになっていくのですが、個人的な感覚ですがまるで周りの景色がスローモーションのように流れていました。そう。まるで死ぬ前に走馬灯がよみがえるかのように。。。


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