タイのパタヤでオカマ(レディーボーイ)と一夜を共にしかけた話14

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オカマとのやり取り@ホテル前の続き。

200バーツ払え!

〉払うかバカ!帰れっ!

払いなさいよ!200バーツ!

〉歩いて帰れ!その太い足で!ボケ!

そしてこちらを睨みつけるオカマ野郎。馬鹿馬鹿しい。そう思い、無視して立ち去ろうとしたその瞬間。オカマが私がかけていた眼鏡をひったくりやがりました。一瞬殴りかかってきたのかと思い、華麗によけたのがいけなかったのかもしれません。オカマの汚らしい手が当たることなく、綺麗に眼鏡だけを取られました。

物を人質に取る。もうめちゃめちゃですが、これはタイのオカマの常とう手段。よく被害報告を聞くのは、バンコクのスクンピッド、パタヤのウォーキングストリート、などになります。主にオカマの大群に囲まれて荷物などを取られて返してほしければお金をよこせというもの。まさに山賊のやり方。ゲスの極み。ひと時は、オカマには不用意に近づくなと注意喚起されていたほどです。

まあ、最近ではタイは、年間訪タイ外国人が3000万人を超える観光大国。それに伴い、タイの主要観光都市の清浄化、健全化政策が実地されています。そのため件のオカマのようなクズ、一昔前は軽い注意だったり、オカマがやったことだから、みたいな感じで流されていましたが、最近では許されるはずもなく軒並み逮捕されています。

昔の私は、まさか自分がそんな目にあうとも露にも思っておらず、健全化なんてクソくらえ、他人事のように昔のごちゃごちゃしていたタイが良かったなあ、などと思っていました。しかし・・・まさかこんなテンプレ化したオカマの手口に自分がやられるとは本当に情けない。

まあ、とにかくオカマに眼鏡を取られた私。むかつくことにオカマは勝ち誇った顔してやがります。そのむかつく不細工な顔を見て思わず激高しそうになってしまいます。しかし、何度も言いますが相手はオカマ。つまり男。ここから先は同性同士の喧嘩になるわけです・・・やってやろうか、この野郎。体格では私が有利です。

思わずあのむかつく顔をぼこぼこに再整形してやりたい気持ちにかられます。しかし、ここはタイ。いかに相手が悪逆なクズのオカマでも、タイの法律はタイ人に有利にできています・・・・・というより、オカマとホテルで待ち合わせして、金銭でもめた挙句、警察沙汰になった、なんてことが知れたら末代までの恥。そんな状況になるくらいなら割腹して死んだほうがましです。落ち着け俺。


Ladyboys: Inside the Secret World of Thailand’s Third Sex (English Edition)