ドイツFKK体験記92 何度も言いますがドイツの公共交通機関は使いづらい 2018年10月フランクフルト

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性欲・食欲共に満たされた私はケルンのFKK SAMYAを後にすることにしました。しかし、気づけば時刻は予定していた19時をわずかに過ぎています。・・・まずい。かもしれない。大急ぎでシャワーを浴びて着替えをします。そして、また来るわ、みたいなことを言い残し、店の外に出ました。幸いなことに雨は少し小降りになっていました。

来た時と同じ道を引き返し、最寄り駅のMichaelshoven駅を目指します。駅に到着したのが19時半。次の列車は・・・19時40分。良かった。そんなに待ち時間があるわけではなさそうでした。ということはケルン駅に到着するのは20時過ぎくらい。駅からケルン空港までは30分くらい。ケルン空港からフランクフルトへ出発するバスの時間は20時55分。

・・・よし。十分間に合うな。そう。ほっとしながらMichaelshoven駅にて列車を待ちます。そうして時間どおりにやってきた列車に乗り、景色を眺めつつ20数分でケルン駅に到着。時刻は予定通り20時を数分過ぎたくらいでした。

気がかりなことがあるとすれば、本当はHohenzollern Bridgeを渡り、対岸から見えるケルン大聖堂の写真を撮るはずでした。しかし、先程は大雨のため断念してFKK SAMYAに向かいました。今は小降りになったとは言え、もう時間がありません。仕方がない。そう思いケルン空港行きの列車の時刻表を確認します。

・・・ん?あれ?気のせいか、次の列車・・・20時30分って書いてある気がする。いやいやいや。そんなハズないだろう。ここは、世界の一等国、世界の経済優等生、ドイツ様だぞ。そんな田舎のバス路線じゃないんだから。名古屋の実家(ギリギリ名古屋)の最寄りのバス停ですら20分に1本はバスがあるぞ。

そう思い、駅職員と思しき人にケルン空港へできるだけ早く行きたい旨を伝えます。すると親切にも電光掲示板の前まで一緒に来てくれて教えてくれました。そして、ほら、あの列車だよ、そう指さした先は・・・先程私が確認した20時30分の列車。あれかよ。マジ?やっぱり30分近く待つってこと?

20時30分の列車なんて乗ったら絶対間に合いません。なにせフランクフルトに戻るバスの出発時間は20時55分。ちょうど目の前で出発するバスを見送るくらいになりそう。一番ムカつくパターンだ。しかし、正直迷っている時間もあまりありません。仕方ない。最後の手段を使うしかない。タクシーだ。

そう即断即決して駅を出てタクシー乗り場を探します。幸いなことに外に出てすぐのところにタクシー乗り場を発見。適当に空いているタクシーの窓をノックして乗車しました。ケルン空港に行っってくれ、大急ぎで!!


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。