ドイツFKK体験記93 ケルンからフランクフルトへ移動する 2018年10月フランクフルト

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FKK SAMYAからケルン駅まで戻ってきたはいいものの、ケルン空港行きの列車を30分待たなくてはいけないことが分かりました。このままだと20時55分発のフランクフルト行きのバスに間に合わないかもしれない。そうなると、バスチケット代が無駄になるだけでなく、代わりの交通手段、さらにケルンでの宿泊代まで必要となってきます。

・・・一瞬考えた後、自分の計画ミス+必要経費だと諦めることにして、タクシーにてケルン空港を目指すことにしました。だったら善は急げ。さっそくケルン駅の外に出てタクシーを探します。幸いなことに駅を出てすぐのところにたむろっている?たくさんのタクシーを見つけました。そして、そのうちの1台に近づきケルン空港へ行ってくれと伝えます。

タクシーに乗り込み、ふー、これで一安心だ。と思っていましたが、これが思っていたより遠い。それもそのはず。グーグルマップで見ていたのは俯瞰的な直線距離。当たり前ですが、実際はクネクネクネクネと道路を車で走ることになります。特に渋滞などがなかったことだけが不幸中の幸いでした。

結局、ケルン空港に到着したのは20時半過ぎでした。30分近くタクシーに乗っていたことになります。当然タクシーのメーターはがんがん上がり、結果ケルン空港に到着したときには50ユーロ近くになっていました。もう面倒くさいのでお釣りをチップとして渡し急いでバス乗り場まで向かいました。

来た時と同じバス乗り場に到着したのは20時45分。けっこうギリギリでした。ケルン駅で逡巡していたら間に合わなかったかもしれない。タクシー代50ユーロは痛い出費でしたが、まあ組み立てていたスケジュールに穴を開けずに済んだので良しとします。寒風が吹きすさぶ中、待つこと10分ちょっと。周囲には私同様バスの乗客がうろうろ・足踏みしながら(寒いから)待っていました。

そして20時55分の出発時間を多少過ぎたくらいにバスが到着しました。(寒いから)皆、我先にとバスに群がり車内へと乗り込みます。適当に空いている席に座り、ほっと一息つきます。バスの中の乗車率は90%程度でした。出発時間を過ぎてからバスが来たこともあり、バス乗り場にて待っていた乗客を乗せたところですぐさま発車しました。

そしてバスはそのまま大急ぎ?でフランクフルトを目指します。フランクフルト到着予定時刻は23時。ここで寝てしまうとフランクフルトに戻った後に寝れなくなりそうだったので起きていようと思いましたが、意外に疲れていたのかぐっすり寝落ちしてしまいました。


さて、そんなドイツのフランクフルトのFKKを遊びつくすのにおすすめのホテルは何といっても、

Centro Hotel National、です。


特筆すべきはその立地。なんとフランクフルト中央駅から徒歩1分。駅の目の前にあります。そして同じく目の前にはトラムの駅があるため、そこからフランクフルト市内にあるFKK MAINHATTANにも簡単に行くことができます。

ホテルの真下にはバーやインド料理店。また徒歩100m内にレストラン、小さい商店、雑貨屋、怪しい店などなんでもあるので生活にとても便利です。部屋はシングル、専用トイレ・バスルーム(バスタブあり)、朝食ビュッフェなど十分あファシリティ。気になるホテル代ですが、時期によりますが大体50ユーロ~となっています。


さて、そんなドイツでのインターネットの使用方法ですが、まず思い浮かぶのは、ホテルやレストランのWIFIを使うという方法。これはとくに問題なく使用できます。しかし、当たり前の話ですが、その場から離れてしまえばインターネットは使えなくなります。

次に、現地でプリベイトSIMを購入するという方法があります。この方法は現在の海外旅行の主流?で、一番安価で確実にインターネットが使用できます。しかし、ドイツでこの方法は難しいようです。というのもプリベイトSIM自体はどこでも売っているようですが、それを有効にするにはかなり面倒くさい手続きが必要で、事実上短期旅行者は使えない制度になっているとのことです。

詳しくはこのページを参照して下さい。つまりタイやフィリピン、その他の国のように持参した白ロムスマホに現地のプリベイトSIM(SIMの期限、速度、上限などの契約は別途必要)を差し込めば自動的に使えるというわけではないようです。

また、現地のフリーWIFIを使う、という手もあります。しかし、ドイツは日本と同じくらい、いやひょっとしたらそれ以上にフリーWIFIスポットが充実していません。ある限られた場所、空港、駅、観光スポットに(一応)WIFIスポットはありますが、そのほとんどはそもそも速度が遅く、かつ時間制限(30分~1時間)があり、接続しない時間をイライラして待ち終わる、という感じでまるで使い物になりません。

というわけで、結論としては、安定してドイツ旅行中にインターネットを使用したい場合、日本からレンタルWIFIを持参する、というのがベターな方法と言えます。頼る人のいない他国の空の下で常時ネットを使える、という安心感はもはや保険、心の精神安定剤とも言えます。そういう意味でも日本でレンタルWIFIを契約しておくのをお勧めします。