海外逃避計画

海外移住日記第157話 引っ越した早々引っ越しを考える

タウンハウスに引っ越してすぐに気付かされたこと。それは、タイの道路インフラの脆弱さ、交通マナーの悪さ、交通モラルの低さ、そして交通死亡事故者数の多さ、でした。まあ、交通死亡事故者数の多さに関しては、上記のタイの道路事情にリアルに直面して気になったため能動的に調べたところ、マジか・・・という結果を知るハメになっただけなのですが・・・

しかし、これらのことは、バンコクに住んでいた時のように、普段の移動手段として主にタクシー、バス、BTS、地下鉄などを使っていた頃にはあまり気が付かなかったことです。そしてシラチャに来た当初も同様にシラチャプレイス記事参照に住んでいたため、職場まで徒歩移動、かつ生活圏もすべて徒歩圏内にあったので、あまり気にしていませんでした。

そんな生活の基礎中の基礎である交通インフラ。あって当たり前、整備されていて当たり前と思っていたものがない。これはもうどうしようもありません。しかし、我慢し続けられる問題でも、奇計を編み出して対処する類の問題でもありません。何しろ自身の身の安全がかかっています。

オーナーからは、家に不具合があったらすぐに連絡して、そう会うたびに言われ、気にかけてくれていました。しかし、まさか家のオーナーに道路に関してクレームを言うわけにもいきません。そして、例えオーナーが、私に長期間住んでもらいたいと努力しようとしても、どうしようもない類の問題です。これはもう改善しようがありません。せいぜい役所に陳情するくらいのものでしょう。

というわけで入居してすぐに引っ越しのことを考え始めるようになってしまいました。しかし、契約は1年契約。かつオーナーからはできるだけ長く住んで欲しいみたいなこともお願いされていました。せっかく入居時の条件として、新しいベッド、エアコン、冷蔵庫、温水器、を設置してもらったのに申し訳ない。

・・・なんて一瞬思いましたが、契約は契約。さらに自分の身の安全には代えられません。リアルに交通事故に合う可能性がシラチャプレイスに住んできたときよりも跳ね上がっています。やっぱり不動産は立地が一番だな・・・日本の不動産業界(ブラックでしたが記事参照)で嫌という程覚えた常識中の常識をまさか忘れるとは・・・

タイで一軒家(正確にはタウンハウスだけど)借りるなんて面白そうじゃん、広い家に住むの面白そう、(住む前から)彼女の部屋を用意しておこう。何なら家族ができても大丈夫・・・なんて考えていた私が馬鹿みたいです。そんなわけで引っ越しして比較的早い時期から再びシラチャの中心地であるロビンソン周辺への引っ越しを考え始めました。